多くの女性を悩ませている「離れ乳」。
バストの形が悪いと、通常のバストカップよりも小さく見られることがありますよね。
見栄えの悪い離れ乳に悩む女性に向けて、
離れ乳のチェック方法から、原因、改善・対策方法をすべて徹底解説します!
思い当たる原因がないかチェックして、パッド無しでも谷間が作れる美バストを目指しましょう♪
自宅で簡単!離れ乳のチェック方法
なんとなくバストが離れている気もするけど、自分ってどれぐらい離れ乳なんだろう…?
そんな人は、以下の基準を元に判断してみて下さい。
- ブラジャーを外した状態で鏡の前に立って気を付けをする
- 鎖骨の中心からバストトップの距離が正三角形かどうかを見る
- 離れ乳の場合、下の辺が長い二等辺三角形になる
美しいバストは、鎖骨の中心からバストップを結んだ形が、正三角形だと言われています!
これが美バストの黄金比率です。
では、この黄金比率ではなかった人は、どうして離れ乳になっているのでしょうか。
離れ乳の原因について迫っていきます!
離れ乳の原因について
離れ乳になってしまう原因には主に、以下のような4つの要因が挙げられます。
意識せずに普段行っている習慣も、実は離れ乳の原因になっているかも・・・?
バストを支えるクーパー靭帯の伸び
離れ乳の原因の1つは、クーパー靭帯の伸びです。
クーパー靭帯とは、バスト(乳腺と脂肪)と、バストの土台である大胸筋を繋ぐコラーゲンの繊維束のことです。
この繊維ががバストを引き上げてくれているおかげで、ツンと上向きの形を維持できます。
クーパー靭帯が伸びてしまうと、バストは重力に負けて垂れ乳や離れ乳になってしまいます。
寝るときにノーブラでいたり、スポーツなどで起こる激しい揺れからバストを守って上げなかったりすると、クーパー靭帯は伸びてしまいます。
このクーパー靭帯の伸びこそが、離れ乳になってしまう一番の原因!
伸びないように、キチンとケアしてあげることが大切です。
離れ乳のケアには、育乳ナイトブラの着用がおすすめ。
バストが大きくなるわけではないものの、就寝中の無防備なクーパー靭帯とバストを形崩れから守ってくれます。
着用を始めて数週間で、サイドのお肉やバストが中央に寄ってくることが実感できるはずです♪
バストに合わない下着の着用
ブラジャーはバストにフィットしていなければ、かえって悪影響。
フィットしていない状態だと、階段の上り下りや、急いでいる時の早歩きなどでバストが揺れて、クーパー靭帯を痛める原因になります。
簡易的に自分でブラのフィッティングを確認してみてください!
- ブラを着用した状態で身体を左右にひねる、両腕を上下に動かしてみる
- この際にブラがズレてしまう場合はブラジャーが合っていない可能性大
ノーブラ生活
昼用のブラを着けて寝る、もしくはノーブラで寝ることも、離れ乳の原因です。
就寝中はバストが様々な方向からの重力にさらされています。
脂肪は流れやすい性質を持っているのです。
なので、バストにフィットしたブラでサポートされていない無防備なバストは、どんどん離れていきます。
出来る限り寝る時や家に帰ってきてからは、ナイトブラや育乳ブラを着用するようにしましょう!
加齢や運動不足による筋肉の衰え・緊張
加齢による胸を支える筋肉やクーパー靭帯の衰えも、離れ乳の原因です。
バストを支えているのはクーパー靭帯ですが、更にこのクーパー靭帯を支えているのが大胸筋です。
筋肉は鍛えないと、徐々に衰えてしまいます。
だから胸が背中の筋肉などの他の筋肉にひっぱられて、離れ乳・垂れ乳になってしまうんです!
また、筋肉の緊張によって広背筋にバストが引っ張られて、離れ乳になってしまうこともあります。
これらを改善するには、筋トレと改善ストレッチが重要です。
加齢による女性ホルモンの減少
バストのハリや形が失われる原因として、内側から影響を受けている可能性もあります。
美しいバストを形成するのに必要な女性ホルモンである「プロゲステロン」「エストロゲン」。
これらの女性ホルモンが加齢によって減少することで、脂肪をつけるための乳腺や形をキープするクーパー靭帯が弱まってバストが離れてしまいます。
離れ乳を整える!改善・対策方法について
離れ乳の原因や予防の方法は分かったものの、実際に離れ乳を改善していくためにはどのようなことを行えばいいのでしょうか。
離れ乳を改善するには、
- 育乳ブラを着用する
- 大胸筋の筋トレ
- 改善ストレッチ
- 生活習慣を見直す
- バストアップマッサージ
- 豊胸手術
などの方法があります。
自分に合って続けられる離れ乳改善習慣で、ギュッと寄って谷間のあるバストを作りましょう!
育乳ナイトブラを着用する
離れ乳を改善することの一番のオススメは、育乳ナイトブラの着用です。
育乳ブラは、離れたバスト朝まで固定してくれることで、だんだんと脂肪が動いてバストが中央に寄ってきてくれます。
バストはほとんど脂肪で出来ているため、形が変わりやすいのが特徴です。
放置すればどんどん垂れるし離れてしまいます。
逆を言えば、自分の努力次第で理想の形へと形成することも出来るんです♪
かといって、日中のブラジャーを着けて寝るのNG。
就寝中は、横になった状態でもバストを正しいカタチにキープしてくれる「育乳ブラ」の着用がおすすめです。
離れていたバストを中心へと引き寄せてくれますよ♪
離れ乳の改善に効果的な筋トレ方法
離れ乳の改善に効果的な、育乳ティーチャーおすすめの筋トレの方法を紹介します。
テレビを見ながらでも出来るものなので、思い出した時に大胸筋を鍛えてみてくださいね♪
大胸筋を鍛える合掌ポーズ
胸の上で両手の手のひらを合わせる合掌のポーズをします。
合わせた手のひら同士で、押し合うように力を加えていきます。
10秒間力を加えながら、ゆっくり息を吐いてください。それを1日に数セット行いましょう。
バストの筋肉に効いていることを意識しながら行うと、効果的です。
他にも同じように合掌をして、胸の上だけじゃなくおへその上やデコルテ、顔の上など位置を変えてくり返すこともおすすめです♪
デコルテのボリュームを出すための小胸筋トレーニング!
そして小胸筋はデコルテから胸までのサイド側に広がる筋肉。ここをほぐすように動かします。
肘をまげて左右に広げたいわゆる元気もりもりのポーズ!
- 二の腕を上にあげます。
- そして肘をそのまま背中の方に広げる。
- さらに肘を曲げたまま、胸の前まで戻す。
- これを5~10回繰り返す
こうすることで、背甲骨までリラックスすることができます。
よく、フィットネスジムにある上腕を鍛えるマシーンの動きをイメージすると分かりやすいかもしれません。
これらの動きは座ったり、仰向けでもできるからちょっとした空き時間や寝る前・起きた時などいつでもできる気軽なエクササイズです♪
離れ乳改善ストレッチ
バストが離れ乳になってしまう原因に、筋肉の緊張によって外側に引っ張られるというもののがあります。
なので、離れ乳を引っ張ってしまう前鋸筋と広背筋をほぐす、離れ乳のストレッチ方法をご紹介します。
広背筋のストレッチ方法
広背筋のストレッチ方法は、次のようなものを行うと良いですよ!
- 胡坐をかいた姿勢で座り、左手で右の手首を掴んであげる
- この時、お尻から頭までまっすぐ伸ばす
- ゆっくりと左前に体を倒す
- 倒した状態で20秒間キープする
- 元に戻し、右も同様に取り組む
- 左右20秒ずつ
参考に動画もあるので、合わせて見てみて下さい。
【参考動画】
筋肉がしっかり伸びて、気持ちが良いストレッチです。
特に筋力が弱い女性は、筋肉の緊張によってバストが外側に引っ張られているパターンが多いです。
緊張をほぐして、中央にバストを寄せていきましょう!
空き時間で試してみて下さい。
前鋸筋のストレッチ方法
バストの横側にある前鋸筋も、緊張してしまうとバストを引っ張ってしまい、離れ乳を促進させます。
前鋸筋をほぐすためのストレッチは以下の通り!
- ストレッチやボール、マットを丸めたものを用意する
- 次に横向きなって、凝っている筋肉の下でゴリゴリする
- 自分の体重を乗せながら体を上下に動かす
その他前鋸筋をほぐす、壁やいすを使ったストレッチ動画があります。
1日の中でいつでもいいので、自分の空いた時間で試してみて下さいね♪
バストアップマッサージ
リンパを流すイメージで、脇からバストの中心に向かってゆっくりとマッサージ。
お風呂の中や、お風呂上りに毎日続けると、血行が良くなり栄養が届きやすくなります。
育乳を実践されている方の動画で分かりやすいものがあったので、それを紹介します。
深呼吸をしながら気持ちいいと思う程度に始めてみてください。
クリームを用いたバストマッサージは、バストアップにも繋がります!日々のケアで憧れのバストを目指してください!
生活習慣の改善
生活習慣が原因でバストの形が変わってしまうなんて、信じられないかもしれませんが、長い習慣は確実に体に影響を及ぼします。
- 急激なダイエット
- 糖質、脂質の過剰摂取
- 睡眠不足
- 悪い姿勢
- ストレス
- 喫煙や、過度な飲酒
- 身体の冷え
これからは、離れ乳を促進させてしまうので注意しましょう。
なるべくいい姿勢を維持したり、体が冷えないようにする。
カンタンなことを改善出来たら、そこから食生活を変えて行ったりして、上手に離れ乳改善習慣を作っていくと良いですよ。
豊胸手術
最終手段として、手術でも離れ乳を治すことが出来ます。
バストなど、体の一部の見た目を施術で変えることを、形成外科といます。
なので離れ乳の人がもしも手術を受けるなら、○○美容外科、形成外科に行くことになります。
いくつか豊胸の手術があるのですが、
- ヒアルロン酸注入
- 脂肪注入
- コンデンスリッチ脂肪注入
- 脂肪幹細胞移植
- 切断
これらが、離れ乳を改善する手術になります。
どの方法も、バストに脂肪やヒアルロン酸を詰め込むか、皮膚ごと持ち上げて形を整えるかのどちらかです。
手術を行うと思いがけぬ失敗があったり、お金がかかりすぎたりしてしまいます。
また乳がん検診・授乳の妨げになる場合もあります。
離れ乳の手術は、上記で紹介した方法がうまくいかず、それでも形を整えたいときの最終手段にしておきましょう。
離れ乳についてまとめ
女性のバストのお悩み上位である「離れ乳」の改善についてさまざまな方法をご紹介しました。
育乳ブラの着用と、毎日の筋トレ・ストレッチが、離れ乳を改善する一番の近道です。
ブラジャーなので、即効性を期待するのではなく、ある程度継続して着用することで効果を実感できます。
離れ乳を卒業して、キュッと寄った美しいバストを目指しましょう♡