女性にとって貧乳は、人生を左右するといっても過言ではないバストの悩みですよね。
痩せているのはいいけれど、バストまで小さいとなんだか寂しい印象に。
今回は、痩せ型で貧乳な女子に試してほしいバストアップ方法をご紹介します!
胸にだけ脂肪をつけることは可能?
女性だったら、「細いけどバストだけはある細グラマーになりたい!」って考えたことがあると思います。
脂肪を増やせばバストは大きくなりますが、だからといって太りたいわけではない!
じゃあ胸にだけ脂肪をつけるということは可能なのでしょうか?
これは、正しい育乳をできれば可能です!
というのも、胸に脂肪が付きにくい人は、冷え性や女性ホルモンなどの問題がある場合がほとんど。
それらを改善してメリハリボディを目指していきましょう!
太っている人よりも、痩せ型の人のほうが細グラマーになれる可能性はずっと高いんですよ。
痩せ型さんの育乳に必要なのは健康な身体作り
体重も軽くて、胸にも身体にも脂肪がない痩せ型さんは、健康な体作りが大切です。
痩せ型である人の多くは、
- 栄養が足りないせいで体力が少ない
- 体温が低くて冷え性
- 女性ホルモンのバランスが乱れやすいせいで、生理不順
などの不健康な身体状態であることがほとんど。
この中には、胸が小さくなってしまう原因がたくさんあります。
まずは健康な身体作りと、適度な脂肪をつけるところから始めましょう!
ある程度脂肪のつけられる健康な身体になれれば、乳腺が発達すると、それを守るために自然とバストにも脂肪が増えていきますよ!
痩せ型女子なのかセルフチェック!
そんな自分が細身で痩せ型かどうかを、簡単にチェックしてみましょう。
ダイエット企画などで目にすることも多いBMI。
自分の体が痩せ型どうかを判断するには、体重だけでなく「BMI」と「体脂肪率」で確認することができます。
《BMIの測り方》
体重(kg)÷ [身長(m)x身長(m)]
身長152cm、体重50kgの場合
BMI =50÷[1.52x1.52]=21.64
このBMIが18.5未満である場合、体型は痩せ型になります。
BMI | 体型 |
---|---|
18.5未満 | 痩せ型 |
18.5~25未満 | 標準 |
25~ | 肥満 |
参考:日本肥満学会
《体脂肪率の測り方》
体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100
体脂肪率は、年齢や性別でも適正が違ってくるので、「体組成計」という表を使って確認してみると確実ですよ。
体型 | 18~39歳 | 40~59歳 |
---|---|---|
痩せ型 | 20%以下 | 21%以下 |
標準(-) | 21~27% | 22~28% |
標準(+) | 28~34% | 29~35% |
軽肥満 | 35~39% | 36~40% |
参考:健康の作り方/タニタ
数字にすると、すごくわかりやすくなりますね!
まずは自分がいまどういった体型であるかによって、少しだけやるべきことが変わってきます!
痩せ型女子がバストアップできない理由について
まずは痩せている女子が貧乳になりやすい理由を知ることで、改善すべき点が見えてきます!
身体に脂肪が少ないと胸にも脂肪が付き辛い
痩せ型女子は、体についている脂肪が少ないのでバストも小さいという状態。
バストはそのほとんどが脂肪で作られているので、そもそも脂肪が無ければバストを大きくすることは不可能です。
痩せ型の女性でよく聞くのが「食べても太らない」という意見。
体質的なことを除けば
- 食べるタイミング
- 運動量
- 睡眠
- ストレスをためない
などに気を付けて、規則正しい生活を送っていれば、胸に脂肪が付きにくいということは考えにくいんです。
痩せ型女子のバストアップには何より「胸の脂肪を増やす習慣付け」からするべし!
今の生活習慣や食生活の見直しからスタートしてみましょう。
体脂肪率のせいで女性ホルモンが減っている
バストアップする上で、なくてはならないものが「女性ホルモン」です。
エストロゲンなどの女性ホルモンが分泌されてバストに届くことで、乳腺が刺激されてバストアップに繋がります。
でも、体脂肪率が低いと女性ホルモンが安定しないと言われているんです。
20%~22%の体脂肪率を目指すことができれば、女性ホルモンが正常に分泌されて、バストアップにも効果を感じやすくなるんです。
冷え性が原因
体が冷えるということは当然血流が悪く、体全体のめぐりが滞ってしまっているという状態。
そのままだと、バストアップに必要な栄養素や女性ホルモンも、バストに行き届かない状態なんです!
冷え性はバストだけでなく、健康にも悪影響を及ぼしている場合があります。
痩せている女性は筋肉量が少なくて、熱を生み出すことができないので、冷え性である場合が多いんです。
痩せ型女子に特に多いのが「末端冷え性タイプ」。
熱を生むタンパク質を含む食事を増やすことがオススメですよ。
睡眠や食生活等の生活習慣が悪い
痩せ型の女性がバストアップに成功しづらい原因として、大きく影響しているのが生活習慣。
体に脂肪が付きにくかったり、体が冷えてしまったりと、体内環境に問題があると体のめぐりが悪くなるんです。
他にも、姿勢の悪さも体のめぐりを悪くしている要因に。
本来、血流にのってバストに届くはずの栄養や女性ホルモンがうまく運ばれずにバストアップの妨げになってしまっているんです。
体質のせい
痩せ型で、バストが小さい理由が「遺伝や体質」という場合も少なからずあります。
約30%が遺伝的要素と言われていて、母親も痩せ型でバストが小さい場合にそれを受け継いでしまったという場合があります。
しかし、それよりも直接的な原因となっているのは成長期や思春期の過ごし方です。
バストが成長するタイミングで、上記のような規則正しい生活習慣を送っていなかった場合に、栄養やホルモンバランスの崩れからバストアップのチャンスを逃してしまった!
という場合が多いんですよ。
痩せ型の人がバストアップする方法について
そんな痩せ型の人が、バストアップする方法をステップで紹介します!
すでにある程度脂肪が付いて、育乳に取り掛かりたい方は下のほうまで読んでみてください。
Step1┃まずは脂肪をつけて体脂肪率をアップさせる
痩せている女性のバストアップには段階を踏んで改善すべき点がいくつかあります。
その1つとして重要なのが「体脂肪率」。
脂肪をつけるというのは女性にとって躊躇してしまいがちですが、実は悪いことではないんです。
脂肪は人にとって大切なエネルギーであって、非常時の備蓄エネルギーとして必要なもの。
女性ホルモンを助ける効果もあるので、「適正範囲を保つ」ことを意識しながら脂肪をつけていきましょう。
痩せ型さんは、体脂肪率をあげることで体のめぐりが格段に変わってくるのでまずはそこからはじめるのがいいと思います。
痩せ型の人がバストアップするための食事│摂取カロリーを増やそう
体脂肪率を上げるにはやっぱり食事内容の見直しです。
今もし朝食をまるまる抜いていたり、夕食のごはんを抜いていたりしている場合は改善してみましょう。
3食しっかり食べるということは、体脂肪率を上げるうえで大切ですよ。
糖質や脂質を増やす
食事に気を使って、健康のために脂質や糖質を調節することは大切なこと。
体脂肪は「脂質」と「糖質」からできているものなので、ある程度の量は必要になってきます。
摂り過ぎてしまうとお肌に影響してくる場合もあるので、良質なものを選んで食べるようにしましょう。
炭水化物から食べる
食事の量を増やすことが難しい場合は、食べ方を変えてみるという方法もあります。
ご飯はエネルギーが吸収されやすいので、先に食べると、同じ量でも吸収率があがります。
炭水化物から最初に食べてみてください。
栄養価の高い食べ物を選ぶ
体脂肪率をあげる際に注意したいのが、栄養バランス。
食事内容が偏らないのはもちろんのこと、できれば効率的に体脂肪率をあげてバストアップに繋がるよう摂りいれてみましょう。
特に大豆製品やナッツ類には、ホルモンバランスを整えたり分泌を促進してくれたりするビタミンEや、植物性タンパク質が含まれています。
鶏肉などは女性ホルモンの分泌を促したり、バストの土台となる筋肉大胸筋の元となる栄養素が多く含まれていたりするので、進んで摂りいれてほしい食材です。
その他の、お肉や魚に含まれるミネラルやビタミンB群なども、美しいボディラインを作り出すうえで重要な栄養素です。
痩せ型さんは、これらを意識しながら食材を選ぶとバストにとっていいアプローチができますよ。
Step2┃脂肪がある程度付いたらブラとマッサージで育乳
食事や生活習慣の改善で、ある程度の脂肪が付いてきたら、いよいよ外からの刺激を加えてみていい頃。
お風呂上りのマッサージや、大胸筋を鍛えるストレッチがおすすめです。
体を温めて血行を良くしてから優しくマッサージ。
リンパやバスト回り、ふくらはぎのマッサージは冷え性の改善にもつながります。
贅肉を、脇やアンダーから内側にむかってリンパを流すようなイメージで毎日行うと効果的です。
育乳ブラを着用することで、形が崩れやすいバストをしっかりと支えることができます。
また、着用している時にバストアップできる効果も。
育乳ブラを取り入れて、就寝中から日中までバストをサポートしていくうちに、だんだんとバストにハリとボリュームが出てくるのも期待できますよ。
痩せ型さんの育乳ブラの選び方について
痩せ型さんが育乳ブラを選ぶ場合、いくつか注意してほしいポイントがあります。
- カップが浅くておわん型
- ホックレス
- ノンワイヤー
- アンダー、肩紐が太め
痩せ型さんの場合、普通のブラに育乳サポート機能が備わったようなブラでは合わないことが多いです。
カップが浮いたり、寝ている間に上にズレてきてしまうことがあるので、カップはバスト全体を覆ってくれて浅めのものを選びましょう。
動いたりしてもズレにくい、脇やアンダーのベルトが太めのものもおすすめです。
背中や脇の脂肪をしっかり固定できる形状記憶機能か備わっているとより効果的です。
バストアップマッサージやエクササイズの方法について
マッサージやエクササイズの刺激を加えることで、バストアップがより効率的に成功へと近づきます。
- 合掌のポーズ
- 腕立て伏せ
- リンパマッサージ
- ツボ押し
バストアップと言えば王道の合掌ポーズに加えて大胸筋を鍛える腕立て伏せや、血行を促すリンパマッサージなどが効果的。
手のひら全体でバストを掴んで内側に寄せながらマッサージ。
やわらかくてふっくらとしたバストを目指すなら、毎日欠かさずにマッサージしましょう!
痩せ型女子が上半身だけ太るには?
バストアップのために体脂肪率を増やす食事を続けた場合、バストには良くても下半身まで太ってしまうのって嫌ですよね。
その場合、下半身の運動が必要不可欠。
ウォーキングやストレッチで下半身を鍛えるのがおすすめです。
そうすることで、下半身がむくんだり食事から摂った脂肪が下半身に蓄積されたりといったことを避けられます。
その他にも、血流の改善や、ホルモンバランス、自律神経が整い始めて体全体のめぐりをよくすることが可能です。
痩せ型女子の育乳についてまとめ
痩せ型の女性は、遺伝や体質などの思い込みでバストアップを諦めてしまいがち。
でも、生活習慣や少しの努力で、バストアップは可能なんです。
まずは、体脂肪率を意識した食事から始めてみてださいね。
体の管理ができてきたら、マッサージや育乳ブラをプラスしてさらに効率良いバストアップを目指しましょう。
美しいバストを目指すには継続が大切。
毎日コツコツと続けることで、ゆっくりでも着実に理想のバストが手に入れられるはずですよ。